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障害年金の対象はほとんどの病気やケガです。

障害年金は、年金加入中の病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合、65歳に至らない現役世代の方も含めて請求することができます。

障害年金は傷病名で支給が決まるわけではなく、病気やケガによってどの程度、その人の日常生活や仕事に支障があるかで判定されます。
手足の障害などの外部障害のほか、精神障害やがん、糖尿病などの内部障害も対象になります。

障害年金の診断書は、病気やケガの種類ごとに8種類あります。
ここでは、8種類の診断書に応じて8つに分類して、病気やケガの傷病名の例をいくつか記します。
なお、ここで紹介している傷病名は、ほんの一部です。

障害年金の対象となる病気やケガにはどのようなものがありますか。(日本年金機構)

眼の障害

白内障、緑内障、
網膜色素変性症、糖尿病性網膜症、
ぶどう膜炎、
視野狭窄眼球委縮、網膜脈角膜委縮、
網膜はく離、
両錐体ジストロフィー、
黄斑変性症、
レーベル視神経症、
ベーチェット病(眼に症状が出る場合)、
多発性硬化症(眼に症状が出る場合)、
外傷性網脈絡破裂・眼球破裂、
低酸素脳症による失明 など

聴覚・鼻腔機能・平衡機能・そしゃく・嚥下機能・音声又は言語機能の障害

感音性難聴、特発性難聴、
メニエール病、
真珠腫性中耳炎、
音響外傷、
内耳障害、
失語症、
咽頭腫瘍、上顎腫瘍、
咽頭がん、
舌腫瘍、舌がん、
外傷性鼻科疾患、
咽頭摘出や脳梗塞による言語機能の消失 など

肢体の障害

上肢・下肢障害、
脳梗塞・脳出血後遺症、
脳血管疾患、脳腫瘍、脳挫傷、
頭部外傷後遺症、
脊髄小脳変性症、
頚椎症性脊髄症、頸髄損傷、
パーキンソン病、
脊柱管狭窄症、
筋ジストロフィー、
ヘルニア、
慢性関節リウマチ、悪性関節リウマチ、
変形性股関節症、
膝関節屈曲位拘縮、
人工関節、人工骨頭、
脳性麻痺、頚椎性麻痺、
腰椎分離すべり症、
大腿骨頭壊死、
上肢・下肢・指の切断、
糖尿病性壊疽、糖尿病性神経障害、
多発性骨髄腫、多発性硬化症(肢体に症状が出る場合)、
線維筋痛症、
多系統萎縮症(オリーブ小脳萎縮症)、
アルコール性末梢神経障害、
脳脊髄液減少症、
ポリオ、ポストポリオ、
膠原病、
ジストニア、
ミトコンドリア脳筋症、
筋委縮性側索硬化症(ALS)、
脊柱管狭窄症、
骨肉腫(骨のがん)、
ミエロパチー、
ビュルガー氏病、
ホジキン病、
皮膚筋炎、
全身性エリテマトーデス(SLE)、
胸椎黄色靱帯骨化症、
後縦靭帯骨化症 など

精神の障害

うつ病、双極性障害(躁うつ病)、
統合失調症、
気分障害、
発達障害(広汎性発達障害、アスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム)、
アルコール依存症、
知的障害、
ダウン症、
てんかん、
高次脳機能障害、
非定型精神病、
若年性アルツハイマー、認知症、
トゥレット症候群(チック症) など

呼吸器疾患の障害

中皮腫、肺気腫、
間質性肺炎、肺結核、肺線維症、
慢性閉塞性肺疾患、
肺がん、
じん肺、
肺胞のう症、
気管支喘息、
気管がん、気管支炎、気管支拡張症、
非結核性抗酸菌症、
慢性呼吸不全、
酸素療法 など

循環器疾患の障害

心不全、
ファロー四微症、
ペースメーカー植え込み、
心室中隔欠損、
人工弁装着、
拡張型心筋症、
心臓弁膜症、
大動脈弁狭窄症、大動脈弁精査不全症、
梗塞型心筋症、
狭心症、
心筋梗塞、
心房細動、心室細動、
心室頻拍症、
洞不全症候群、
冠動脈バイパス術後遺症、
高度房室ブロック、完全房室ブロック、モビッツⅡ型房室ブロック、
僧房弁狭窄症、
相貌弁膜症、悪性高血圧症、
解離性大動脈瘤、
マルファン症候群、
ロイス・ディーツ症候群 など

腎疾患・肝疾患・糖尿病の障害

人工透析、腹膜透析、
慢性腎不全、
糖尿病性腎症、
慢性腎炎、慢性糸球体腎炎(ループス腎炎)、
腎機能障害、
IgA腎症、
ネフローゼ症候群、
腎のう胞、肝のう胞、
肝硬変、肝腫瘍、
肝臓がん、肝細胞がん、
糖尿病 など

血液・造血器・その他の障害

悪性新生物(がん)(前立腺がん、胃がん、大腸がん、直腸がん、乳がん、子宮体がん、卵巣がん、肛門がん、悪性リンパ腫、後腹膜平滑筋肉腫など)、
人工肛門、
骨髄腫、
脳腫瘍、
HIV(エイズ)、
ヒト免疫不全ウイルス感染症、
白血病、血友病、
血小板減少性紫斑病、
凝固因子欠乏症、
再生不良性貧血、
好酸球性多発血管炎性肉芽腫、
自己免疫疾患、
骨髄異形成症候群、
慢性炎症性脱髄性多発性神経症(CIDP)、
キャッスルマン病、
多発性骨髄腫、
化学物質過敏症、
電磁波過敏症、
クローン病、
バセドウ病、
膠原病、
ウェルナー症候群、
潰瘍性大腸炎、サルコイドーシス、
家族性地中海熱、
シェーグレン症候群、
ギラン・バレー症候群、
慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)、
慢性群発頭痛、
原発性免疫不全症候群(分類不能型免疫不全症CVID) など

病名だけで障害年金請求の可能性をあきらめないでください。

障害年金の請求に、病気やケガの名前は重要ではありません。
病気やケガによってどのような障害が生じているのかということが重要です。
ご自身やご家族の病気やケガが障害年金の対象かどうか迷われたときは、社会保険労務士にご相談ください。

障害年金のしくみは、残念ながらとてもわかりにくいものです。
障害年金を利用できるはずなのに利用できずにいる方がたくさんいらっしゃいます。
最初の一歩を踏み出していただくために、埼玉県川口市の「社会保険労務士加藤かずほ事務所」にご相談ください。
わかりにくい障害年金をわかりやすくお話しします。
障害年金を必要とする方が受給でき、まずは大きな安心を得て、これからさらに心豊かな生活を送っていただけるよう、ご支援申し上げます。

がんや糖尿病など内部疾患の方も対象です(政府広報オンライン)