１型糖尿病は、１日のうちに急激な低・高血糖が何度も起こります。
低血糖時は、冷や汗・動悸・意識障害・脱力感・集中力の低下・発語できない・抑うつ・けいれん・手足の震えなどの症状が現れます。

２型糖尿病は、遺伝的要因に高脂肪食や運動不足などの環境因子が加わり、インスリン作用不足を生じて発症します。

１　検査日より前に、90日以上継続して必要なインスリン治療を行っていること

２　（１）～（３）のいずれかに該当すること
（１）内因性のインスリン分泌が枯渇している状態で、空腹時又は随時の血清ペプチド値が0.3ng/ml未満を示すもの
（２）意識障害により自己回復できない重症低血糖の所見が平均して月１回以上あるもの
（３）インスリン治療中に糖尿病ケトアシドーシス又は高血糖高浸透圧症候群による入院が年１回以上あるもの

３　一般状態区分表のイまたはウに該当すること

認定基準では「症状、検査成績及び具体的な日常生活状況等によっては、さらに上位等級に認定する。」とされていますが、具体的にどうなれば２級とされるのかは記されていません。
糖尿病合併症の場合に２級を認められる事例が散見されますが、具体的な日常生活状況の悪化で糖尿病が２級に認定されるのはハードルが高いのが現状があります。